2014/05/06 フィリピンのカジノリゾート「ソラーレ」、オープン1周年

マニラ湾岸に計画されている4つのIRのうち最初に営業を開始した「ソラーレ」がオープン1周年を迎えた。9か月半の業績は600万ドルの損益となったが、同社はこれを当初業務を委託していた元ラスベガスサンズの社長だったウェイドナー氏が経営する運営会社の責任であると分析、昨年9月以降の業績は伸びているとしている。しかし既存のカジノ施設「リゾーツワールド・マニラ」の昨年の業績を見ても、ゲーミング売上こそ前年比+6.9%と増加しているものの、プロモーション費用などが嵩み純利益は59.3%減と芳しくない。これは海外からの旅行客数が伸び悩んでいるため、ソラーレとRWMの間で地元客の奪い合いが生じているのだとみられる。マニラ湾岸には残り3つのIRの建設が予定されており、数か月先にはクラウンタワーやノブホテルを冠するシティ・オブ・ドリームズの開業も予定されているが、フィリピンのゲーミング市場への投資の成否は、こうした新たな施設のオープンにより、海外からの旅行客が増加し市場が拡大するかどうかにかかっているとみられる。フィリピンのゲーミング市場がマカオやシンガポールと肩を並べ、海外からの旅行客を獲得するにはマニラベイに予定通り4つのIRをオープンすることが必須であろうが、現状では残りのIRプロジェクトに予定通りの投資が行われるか微妙なところ。予定通りIRができなければゲーミング市場の拡大も見込めない・・と、ややもすると堂々巡りとなるリスクも見え隠れする。

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