2012/08/10【香港】マカオカジノ3社中間決算、増収増益を確保

マカオカジノ大手3社の2012年6月中間期決算が出そろった。3社とも増収増益を確保した。個人客からの売り上げが好調で、VIP客からの売り上げ減少傾向を抑えた。
 コタイのカジノリゾート「新濠天地(シティ・オブ・ドリームズ)」などを運営する新濠博亜娯楽(メルコ・クラウン・エンターテインメント)が7日発表した6月中間期決算は、売上高が前年同期比11.3%増の19億6,537万米ドル(約1,542億8,000万円)だった。純利益は2億435万米ドルで、176.9%と大幅に増加した。EBITDA(利払い・税引き前・償却費控除前利益)は32.2%減の4億4,636万米ドル。
 カジノ収入は12.1%増の18億9,683万米ドルだった。個人客向けのテーブルやスロットマシンによる売り上げが改善し、団体客による売り上げ減を相殺した。
 コタイ地区に開業予定の新施設「スタジオ・シティ」の土地使用権の分がかさみ、減価償却費は13.5%増の1億8,907万米ドルに上った。
 
 ■SJMは28%の増益
 
 「マカオのカジノ王」ことスタンレー・ホー氏系の同地カジノ最大手、澳門博彩(SJM)は8日、2012年6月中間期決算の売上高が前年同期比3.9%増の392億5,800万HKドル(約3,975億円)だったと発表した。純利益は28%増の34億1,100万HKドル、EBITDAは9.1%増の38億1,200万HKドルだった。
 カジノ収入は3.8%増の389億5,900万HKドルだった。個人客からの売り上げが15.1%伸びた。一方、VIP客による売り上げは0.5%とわずかに減少した。スロットマシンによる売り上げは3.2%増加した。
 カジノ・グランド・リスボアの売り上げは22.2%増の137億1,300万HKドル、純利益は37.6%増の21億2,100万HKドルと、引き続き好調を維持した。ホテルの客室稼働率は93.2%だった。
 ただ、同社のマカオのカジノ市場でのシェアは27%で、前年の29%からさらに縮小した。
 
 ■MGMチャイナは38%の増益
 
 一方、米系カジノ大手MGMチャイナが7日発表した6月中間期決算は、売上高が前年同期比11.1%増の109億5,358万HKドルで、純利益は37.7%増の26億2,611万HKドルだった。
 カジノ収入は11.2%増の107億9,366万HKドルだった。メーンフロアのテーブルからの売り上げは16.4%増の26億6,223万HKドル、スロットマシンからが31.2%増の10億3,452万HKドルと好調だった。一方、VIP客からの売り上げは70億9,690万HKドルで7%増えたものの、VIPテーブルからの売り上げは0.5%減少した。
 <マカオ>

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